ビデオのVR空間への連動マッピングに関する考察
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概要
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近年、様々な物体を3次元コンピュータグラフィクス(CG)で表現し、そのVR空間内を自由に動き回る(ウォークスルーする)ことを可能とするバーチャルリアリティ(VR)技術に関する研究が行われている。その中で様々な科学教育や医療などの分野において、物体の細部を表したり内部の構造・物体の断面までを表現した映像を、自由にウォークスルーしながら色々な視点位置・角度から見たい、という要求がある。しかし、複雑な物体をすべてCGモデルで作成しVR空間内に配置した場合、ユーザの操作に対応してリアルタイムにレンダリングを行うことはできない。さらに、サーフェスモデルでは、物体の内部構造を表示したり、任意の面で切断して中の詰まった断面映像を表示することは不可能である。そこで我々は、ビデオ映像をユーザのウォークスルー操作に連動してVR空間内にマッピング・合成する(VRビデオウォータスルー)ことにより、リアルタイムに物体の細部や内部映像を表示する手法についての検討を行った。本稿では、その手法、および試作したシステムの概要について報告を行う。
- 1997-03-12
著者
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