フラッシュメモリの低電圧・低消費電力技術
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概要
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フラッシュメモリは、微細化による大容量化が容易なことから、携帯用OA機器のマスストレージ分野への応用が期待されている。第1表にHDDに対する各方式のフラッシュメモリの性能相対比を概略で示すが、フラッシュメモリの特徴は読み出しスピードと消費電力にあることがわかる。この他、耐衝撃性などにおいては、機械部品のないフラッシュのメリットともいわれるが、ともかく、低消費電力は応用を切り開くキーとなる特性のひとつである。一方、フラッシュをコンピュータ周辺デバイスのひとつという見方をすると、システム全体の低消費電力化のため電源を低下させる傾向があり、フラッシュも低電源電圧での動作を要求されている。本論文では、以上の背景に基づきフラッシュメモリの低電圧化と低消費電力化について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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