並列処理とプログラム図式
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概要
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近年、プログラム言語の表現能力を調べるために、解釈を与えたときに具体的なプログラムとなる、プログラム図式のクラスを考え、これによって実現される汎関数のクラスを比較することが行われている。現在、最大の表現能力を持つクラスとして、有効汎関数 (Effective Functional) のクラスEFが知られている。また、逐次処理を行うプログラム図式として最大の表現能力をもつ決定性有効汎関数のクラスEF^dが知られている。我々は、いくつかのデータフロー図式クラスの表現能力を調べる過程で、EFとEF^dの中間に位置するような表現能力を持つクラスDF_π (∞) を見出した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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