B-13-8 100m距離レンジ高距離分解能コヒーレントOFDR

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概要

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光ファイバの損失測定法の一つとして知られるコヒーレントOFDR(C-OFDR)は、ダイナミックレンジ(DR)の低下を抑えながら、優れた距離分解能を達成可能な技術であり、光ファイバの障害点探索や光ファイバセンシングへの応用が期待される。我々は、外部変調器を用いて狭線幅光の周波数を高速掃引したC-OFDRについて報告している。この方式は、干渉性の良い光源を用いることができるため、長尺光ファイバの測定に適している。C-OFDRの距離分解能を高めると、フェージング雑音と呼ばれる波形上の揺らぎが顕著に現れる。この雑音は、(1)測定光の波長を測定毎にシフトさせる、(2)測定光の偏波状態(SOP)を測定毎に変化させる等により低減可能であることが知られている。今回、外部変調器を用いたC-OFDRにより長さ100mの光ファイバを測定し、測定光の波長と偏波を同時に変化させ、フェージング雑音を低減した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-08

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