B-6-33 ATM結合ノードにおける保守ルートとシステム信頼性の検討
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概要
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マルチメディアサービスの多様化・高度化に向け、ノードシステム大容量化や高性能化が求められる。そのため制御系装置(CP系)と通話路系装置(SP系)を分離・分散配置し、ATMリンク結合するノードシステム構成が有望である。本構成により、CP系マルチ構成による高性能化やSP系拡張容易性による大容量化が柔軟に実施できる。一方、バス結合構成である現ノードシステムでは、主に呼処理制御信号用の転送ルートであるシステムバスと、保守診断制御信号用ルート (保守ルート) の保守バスとが独立に設けている。これによりハード機能ブロック(FB)ごとの自律診断、FBとシステムバスとの接続・切離しの様な保守診断動作の制御ができ、システム高信頼化に大きく寄与している。本稿ではATM結合ノードシステムにおける保守ルート方式の検討、およびシステム信頼性評価について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-08
著者
-
三島 健
日本電信電話株式会社nttネットワークサービスシステム研究所
-
三島 健
NTTネットワークサービスシステム研究所
-
青木 道宏
NTTネットワークサービス研究所
-
山本 真樹
NTTネットワークサービスシステム研究所
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