手話観測時における視線に関する検討
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概要
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聾者とのコミニケーションの一手段である手話は3次元空間上での手の動きや手型で表現される手指動作と顔の表情, 口形, うなずきなどによって表現される非手指動作によって構成される. 実際の手話対話においても手指動作と非手指動作の双方がそれぞれ重要な役割を持つと考えられている. 著者らは手話工学の立場から手話を工学および言語学的に解析し, 日本語と手話の相互翻訳システムの構築を行っている. 本システムでの手話表示には3Dアニメーションを用いているが, この表示にも手指動作と非手指動作の両方を取り入れることが重要である. 現在は非手指動作に分類される視線情報の追加を検討しているが[1], その機能に関しての解析はまだ十分におこなわれていない. そこで, 本報告では視線追尾装置によって得られた手話の対話時と読取時における視線について検討する.
- 1997-03-06
著者
-
長嶋 祐二
工学院大学情報学部情報デザイン学科
-
関 宣正
東京都心身障害者福祉センター
-
亀井 了
工学院大学
-
長嶋 祐二
工学院大学
-
関 宣正
東京聴覚障害者福祉事業協
-
関 宣正
東京都心身障害者福祉セ
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