エネルギー最小化原理による巡回符号の軟判定復号法
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概要
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ブロック符号の軟判定復号法として筆者らは, 今までに提案されてきた軟判定復号法(1)(3)とは異なり, 受信語と符号語とのユークリッド距離をエネルギーとみなし, 各情報記号のエネルギー勾配からエネルギーが小さくなるように各情報記号の値を変化させて最尤あるいは最尤に近い符号語を求める復号法を提案した(4). しかしこの方法では, 初期値の選び方により局所最適解に陥り大域最適解が求まらない場合がある. 本稿では, 巡回符号において巡回シフトを行いながら大域最適解を探索する復号法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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