マルチビームアンテナ給電部構成技術 : クラスタ給電
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概要
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大型アンテナを搭載したAPMT・ACeSなどの静止衛星やフェーズドアレーアンテナを搭載したI-COなどの周回衛星によるハンドヘルド端末を用いた衛星通信サービスが提案されている。これらの衛星では, 周波数再利用のためにマルチビームを形成するとともに通信量の変動への対応を目指したビーム形成回路(Beam Forming Network:以下BFN)を使っている。移動体衛星通信の場合は, ビームを絞ることが必要であり, 静止衛星では必然的に大型のアンテナが必要になる。アンテナの大型化には二通りの方法がある。すなわち大型展開反射鏡を使う方法と反射鏡を用いない直接放射アンテナとする方法である。本稿では, このようなマルチビームアンテナの実用化の背景のもとで, 特に移動体静止衛星搭載アンテナを例に取り上げ, クラスタ給電に関する最近の研究開発の状況とそれぞれの特徴を紹介する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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