建材のミリ波帯電波吸収特性
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概要
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ミリ波を用いた室内無線LANシステムではシャドウイングと多重反射による干渉が問題となる。実用的な方式としてミリ波の出力レベルを下げ, かつ, 受信感度を上げることを考慮して直接波を用い, かつ, 室内の天井, 床, 壁等における電波の反射を低減させるために電波吸収特性を持たせ, トータルとして低コストを実現することを特徴とする「直接波無線LAN」が提案されている。このシステムで必要となるミリ波帯の電波吸収特性を有する一般建材について実験に基づいて調査した。建材の構造組成により電波吸収特性も変化し, 大きく5種類に分類できることがわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-06
著者
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