対流圏・下部成層圏の屈折率変動に与える大気重力波の影響
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概要
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地球大気の対流圏・下部成層圏(高度2-25km)における大気の屈折率変動よって、MUレーダーの電波(46.5MHz)が散乱される様子を観測し、大気乱流による等方的なブラッグ散乱ならびに水平方向にコヒーレントな大気層からの反射エコーを検出した。同時に小型気球に搭載したラジオゾンデによる大気状態の高精度測定を行い、成層圏における乾燥大気では屈折率変動が大気安定度の指標であるブラント・バイサラ周波数(あるいは温度勾配)で定まることを明らかにした。さらに、屈折率変動を精密に理解するには、温度擾乱の原因となる大気重力波の特性を研究する必要があることを示した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-13
著者
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- 9.終わりに(中間圏界面領域の大気構造と力学過程に関する国際シンポジウム(DYSMERシンポジウム)の報告)
- 1.会議の概要(中間圏界面領域の大気構造と力学過程に関する国際シンポジウム(DYSMERシンポジウム)の報告)