可変ブロックサイズDCTにおいて完全再生可能な演算精度の決定法
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概要
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可変ブロックサイズDCT(離散コサイン変換)は、高域の電力集中度が低い画像のブロックサイズを大きくするため、ブロックサイズが一定である一般のDCTより圧縮率の高い符号化が行なえるので注目されている。DCTをハードウェアで実現する場合、有限語長演算に起因する画質劣化が問題となる。本文では、文献[1]の最大誤差及び誤差の生じない条件をもとに、画像が完全再生する演算精度を決める手順を明確化する。また、可変ブロックサイズDCTを用いる場合の演算精度の決定法も示す。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
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