リアクタンスドメイン受信信号プロファイル相関を規範とする屋内無線位置探知方式(通信・放送用アンテナ及び一般)
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概要
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GPS (Global Positioning System)衛星からの電波が不感エリアとなる屋内において位置探知を行うために,エスパアンテナを用いたRSSI (Received Signal Strength Indicator)プロファイル相関を規範とする位置探知方式と受信信号プロファイル相関を規範とする位置探知方式を提案する.計算機シミュレーションにより,両位置探知方式は屋内マルチパス環境下において正確にユーザ位置を探知できることが確認できた.また,信頼性の高い位置探知を行うためには,リアクタンスセットテーブルを変える方法が有効であることを示した.最後に実験的評価を行ったところ,両位置探知方式において0.2m以下の精度では位置探知が行えるという結果が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-09-04
著者
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大平 孝
Atr適応コミュニケーション研究所
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平田 明史
ATR適応コミュニケーション研究所
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平田 明史
ATR波動工学研究所
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大平 孝
Atr適応コミュニケーション研
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森 浩樹
同志社大学大学院 工学研究科
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森 浩樹
ATR適応コミュニケーション研究所
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