2ーメチルアルカノイル基を有する高分子強誘電性液晶の合成と特性
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概要
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高分子強誘電性液晶(Polymeric Ferroelectric Liquid Crystal;PFLC)は、強誘電性液晶の特長である双安定性を保ちつつ、低分子液晶にはない耐衝撃性や、良配向性が期待できることから、大画面フレキシブル表示への適用が検討されている1)。その一方で、その粘度が高いため低分子強誘電性液晶並の高速応答は難しいと考えられている。強誘電性液晶の応答速度は粘度に反比例し、自発分極に比例することから、まずPFLCの速度改善の第一ステップとして自発分極を大きくすることを目指した2)。また、表示等へ適用可能な材料に求められる液晶温度領域、チルト角、らせんピッチ等を満たすために、組成物や、複数の液晶基を有する共重合体を調製することにより、特性の改善を試みた3)。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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