タブレット一体型TFT-LCDの開発

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概要

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携帯型情報端末の多くは、表示装置として液晶ディスプレイ、入力装置としてタブレットを用いている。しかし、液晶ディスプレイ上にタブレットを装備すると、液晶の表示コントラストを低下させる傾向にあり、視認性が劣化する。そこで、格子状に電極が配列されている液晶ディスプレイの構造に着目し、その電極に与える駆動電圧を座標検出として用いることができれば、コントラスト低下を防止可能と考えた。しかし、コストを考えると既存の液晶ディスプレイの構成を変更することはできない。本報告は、既存の液晶ディスプレイの変更なく、タブレットとして利用する方式に関するものである。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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