Niをドープした(Ba,Sr)TiO_3セラミックスの異常電流
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概要
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ペロブスカイト型酸化物に対するドーパントの添加は,その原子価の補償のため酸素空位が形成され種々の電気的特性に影響を及ぼすものと考えられている。我々はこれまでにNiその他のアクセプタをドープした(Ba,Sr)TiO_3系セラミックスに熱刺激電流(TSC)を適用し欠陥構造に起因する諸特性を明らかにしてきた。本報ではNiをドープした(Ba,Sr)TiO_3セラミックスにおいてTSCにみられるピークと,高圧の直流を印加したときの(異常)電気伝導特性との関係を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
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