局所情報に基づく呼処理CPU資源割当法
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概要
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トラヒック特性などが動的に変化するネットワークにおいて,資源有効利用(平均呼損率の最小化)の観点から、呼処理CPU資源割当がトラヒックの変化に追従していくことが望まれる.更に,複数のネットワークが相互接続したマルチネットワークにおいて,全体の平均呼損率を最小化するための制御トラヒック負荷軽減の観点から,呼処理CPU資源割当が各サブネットワークで自律的に行われることが望まれている.呼処理CPU資源割当の準最適解を求める手法(Exhaustive search)では求解時間が長いため動的な変化に追従できず,かつマルチネットワークの全体情報を知る必要があるためサブネットワークの自律性は低いという問題があった.上記課題の解決を目指し,呼源情報に基づく呼処理CPU資源割当法を提案した.この割当法では動的な変化には追従できたが,マルチネットワーク全体のトラヒック情報を知る必要があるため自律性は低いという課題が残った.本研究では,追従性向上かつ自律性向上を目指し,局所情報に基づく呼処理CPU資源割当を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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