ディジタル処理型パイロットレス復調器
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概要
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衛星通信の受信機は、小型化、品質向上を目的に、近年アンテナの小型化及び誤り訂正方式が強化される傾向にあり、それに伴い、低C/N時に安定動作する復調器が必要とされている。このため、周波数偏差及びレベル偏差の補整を行うAFC、AGCが必要となる。これには、パイロット信号を用いる方法もあるが、小型化のために復調器自体にAFC、AGC機能を持たせることが有効である。今回、従来使用してきた復調器を用い、新たに周波数補正回路、レベル補正回路を付加することで、周波数引き込み幅及びレベル偏差の吸収幅を大幅に拡げ、全抑制のディジタル化を実現したので、以下に報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
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