励振モード効率を利用したSAW高次モード抑圧法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
SAW共振子や縦モード型共振器フィルタおいては、主たるエネルギー伝達モードである基本横モード以外に、その開口長の幅に応じて高次の横モードスプリアスが存在することがある。それらのスプリアスはデバイスの特性を悪化させるため、従来はCOS型の重み付けや、交叉幅をスプリアスがカットオフする値に選ぶなどして抑圧していた。しかし、これらの方法では設計が制約される等の欠点があった。そこで本報告では、開口長に対して交差幅をある比率に狭くすることでスプリアスを抑圧する新手法を検討したので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-03-11
著者
関連論文
- W/WO構造FEUDTを用いたSAWグレーティングフィルタの検討
- OF5 励振モード効率を用いたSAW高次横モードスプリアスの抑圧(SAWデバイス)
- 励振モード効率を利用したSAW高次モード抑圧法
- ダイヤモンドSAWフィルター
- ダイヤモンド/Si基盤を用いた1.5GHz帯トランスバーサル型SAWフイルタ
- PHS用SAW IFフィルタ
- 新共振合成法を用いたPHS用SAW IFフィルタ
- ダイヤモンド基板を用いたSAW共振器型フィルタの基礎検討
- A-227 ダイヤモンド基板を用いたSAW共振器型フィルタの基礎検討(A-11. 超音波,一般講演)
- 複合縦モード共振器型 SAW フィルタ