一般化逆行列連想記憶モデルの偽記憶数について
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概要
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神経回路網による連想記憶モデルは幾つか提案されており, その代表的なものの一つに一般化逆行列モデルがある. 一般に連想記憶においては, 記憶パターン以外の平衡点が存在し, 素子数Nに対して指数的に増加することが報告されている. 本研究では一般化逆行列モデルにおける偽記憶数について, その行列が持つ性質から解析を行った. それらの平衡点をKanterらの解析における記憶パターンの線形結合として表わされるものと表わされないものに類別し, それぞれについてその数を理論的に推定しシミュレーション結果と比較した. また, その結果による記憶ベクトルと偽記憶との関係も簡単に述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-19
著者
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