2. DWDM実用化を支える光デバイス : 2-4 ファイバグレーティング (<小特集>フォトニックネットワーク用光デバイス)
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概要
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ファイバグレーティングの原理的可能性は, 1978年にHillらによって示されていたが, その後10数年を経過し, 波長多重光通信システムに不可欠な技術として改めて脚光を浴びている. 屈折率周期が光の波長オーダの短周期グレーティングは, ブラッグ波長のみを選択的に反射し, 光ADM, 分散補償器, 半導体光源の外部共振器等に応用されている. また, 周期数100μmの長周期グレーティングは, クラッドモードとの結合条件を満たす波長近傍の光を減衰し, エルビウム添加光ファイバ増幅器の利得等化器として用いられている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-07-25
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