6. 夢のメモリデバイス 6-2 単電子メモリ (<特集>大規模データ処理を支えるエレクトロニクス : マルチメディア世界の到来に向けて)
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概要
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従来の半導体集積回路では,電子の平均的な挙動を制御している.このため電子数が少なくなると雑音による誤動作が避けられなくなり,1ビットの情報を表すのに数十万個以上の電子が必要となる.これに対し,少ない電子を精密に制御して新しい電子デバイスを実現しようという考えが単電子デバイスである.近年の微細加工技術の進歩により100 nm以下の構造を作ることができるようになり,実際にデバイスを試作することができるようになった.ここでは単電子のメモリ応用について動作原理を述べ,現在までの研究状況を紹介し,併せて将来の展望について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-11-25
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