負荷平準用シール鉛電池の開発
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概要
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負荷平準用顆粒クラッド式シール鉛電池を開発した。この電池は5つの典型的な劣化モード((1)正極格子の腐食、(2)正極活物質の劣化(軟化)、(3)負極活物質の劣化(サルフェーション)、(4)電解液の成層化、(5)ドライアウト)を抑制することにより、長寿命化が達成できた。開発した顆粒クラッド式密閉鉛電池は、現在1,800サイクルを経過し、全く性能低下の兆候はなく、順調に推移している。本電池は、蓄電エアコン用および風力ハイブリッドシステム実証試験などに用いられており、今後、種々の負荷平準用機器に適用されていくものと考えている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-01-14
著者
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坪田 正温
日本電池株式会社 研究開発本部
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吉岡 俊樹
日本電池株式会社
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岩田 政司
日本電池株式会社電池開発本部
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塩見 正昭
日本電池株式会社電池開発本部
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水田 治彦
日本電池株式会社電池開発本部
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坪田 正温
日本電池 電池開発本部
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