通信用長寿命小容量シール鉛電池の開発
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概要
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日本電池株式会社は通信用長寿命小容量シール鉛電池を開発してきた。1997年には周囲温度25℃での期待寿命13年を有する中容量(12V15-65Ah/20時間率)シール鉛電池の開発を報告したが[1]、特にドライアウトの抑制の観点で革新的な技術を開発し、小容量シール鉛電池に適用してきた。なぜならドライアウトこそが小容量シール鉛電池の最も主要な劣化モードであるからである。今回、透湿率の低い新種プラスチックを電槽材料として採用することにより、周囲温度25℃での期待寿命10年を有する12V7Ah(20時間率)シール鉛電池を開発し市場供給することを達成した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-01-09
著者
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坪田 正温
日本電池株式会社 研究開発本部
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萬矢 修一
日本電池株式会社電池開発本部
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徳永 匡哉
日本電池株式会社電池開発本部
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小田 修弘
日本電池株式会社電池開発本部
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畑中 照弘
日本電池株式会社電池開発本部
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坪田 正温
日本電池 電池開発本部
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