異常プリオン蛋白質 : プリオン蛋白質と活性酸素種の相互作用も含めて
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概要
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伝達性海綿状脳症の発現に必須とみなされている異常プリオン蛋白質は、正常な動物細胞で発現されている正常プリオン蛋白質と同一のプリオン遺伝子に由来する。異常プリオン蛋白質は、遺伝子の翻訳後の蛋白質修飾の過程で、正常蛋白質とは異なった立体構造を取ることによって、正常なプリオン蛋白質から異常プリオン蛋白質への変換の推進、異種動物への伝達等の、異常な特性を獲得するものと考えられている。これらの異常な特性の発現には、プリオン蛋白質と活性酸素種との相互作用の関与も示唆されている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-03-13
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