光アクセスネットワークにおける帯域情報・波長多重情報を考慮した選定アルゴリズムの提案(設備管理, ネットワーク管理, 及び一般)

概要

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近年, 光アクセスネットワークにおけるサービス提供方法・形態が多様化している.既存の光アクセスネットワークにてSS, PONシステムを利用するサービスに加え, WDMシステムの需要が増加している.更に, PONシステムにおいても利用者数増加に伴い, 帯域を意識した選定が必要となってきている.しかし, 既存の光アクセスネットワークでは, 需要黎明期であったことからその選定回数と新規開通工事発生回数とは同意であったため, 選定アルゴリズムはその建設コストを抑制することが必須課題であり, 主に物理情報を利用した選定であった.しかし, 近年のサービス提供方法・形態の多様化に伴い, 光アクセスネットワークより上部側のネットワークと連携し, 物理情報のみならず波長情報や帯域使用状況などを踏まえた選定アルゴリズムが必要となってきている.だが, どのようなアルゴリズムが最適なのかについてはまだ検証されていない.そこで本論文では, 選定アルゴリズムについて検討を行い, PON/WDMシステム全盛期に適した選定アルゴリズムについて検討する.最終的に, Branch & boundアルゴリズムを適用することで、物理的接続状況、論理的な帯域・波長使用状況を加味して最適ルート選定が可能となる事を検証した.
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-06-30

光アクセスネットワークにおける帯域情報・波長多重情報を考慮した選定アルゴリズムの提案(設備管理, ネットワーク管理, 及び一般)

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