2 次元 Lagrange 型可変非整数遅延フィルタによる高解像度画像補間(パーソナルシステム, システムオンシリコン及び一般)
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概要
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可変非整数遅延(Variable Fractional-Delay : VFD)ディジタルフィルタはディジタル通信における受信側での受信信号の時間ずれの調整と離散時間信号の補間に有用である。本論文では、Lagrange型1次元VFDフィルタを2次元の場合に拡張して、2次元静止画像の高精度解像度変換への応用を試み、画像補間例を用いてその有効性を確認した。従来の零次補間、双1次補間、6項多項式補間と9項多項式補間と比べ、2次元VFDフィルタによる画像補間は精度が高く(補間誤差が小さく)、補間に要する計算時間が短く、システム実現にかかるコストも低いことが実証できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-03-10
著者
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