仮想バッファ占有量を用いたアクティブキューマネージメント(セッション9)
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概要
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本稿では,Balanced random early detection(BRED)等のフロー毎の情報を管理するアクティブキューマネージメント(AQM)の性能を向上させる方法として,仮想バッファ占有量を提案する.仮想バッファ占有量は実際のバッファ占有量を表すのではなく,公平なラウンドロビンでパケットが出力されたと仮定した時のバッファ占有量を表しており,それを用いたAQMでは,パケットが到着すると仮想バッファ占有量の値によって,到着したパケットをバッファに入力するか廃棄するか決定する.コンピュータシミュレーションにより,仮想バッファ占有量を用いたBREDはオリジナルなBREDより高い公平性が実現できることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-02-28
著者
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