ECNをサポートしたDRRの性能評価(セッション5)(インターネットトラヒックの測定・性能評価技術及び一般)
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概要
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DRR等のフロー毎キューイング法は,フロー間で利用可能な帯域を公平に分配できる方式として良く知られている.DRRにおけるパケット廃棄法としては,Longest Queue Drop(LQD)方式が広く使用されている. LOD方式は,パケットが到着時,バッファに空きがなければ,最も長いキューを有するフローのパケットを廃案する.また近年,ネットワークの輻輳状態をエンド端末に通知する方法として,ECNが提案されている.ルータがECNをサポートする為には,バッファが一杯になる前に,パケットをマーキングする機能が必要となる.しかし現在のLQD方式では,バッファが一杯になるまで何ら制御を行わない為,ECNをサポートできないという問題点がある.そこで本稿では,ECNをサポートできるようLQD方式を改良し,その性能評価を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-12-05
著者
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