CSFQ方式におけるパケット廃棄法に関する検討
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概要
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コアルータでフロー毎の状態を管理せず, フェアキューイング法とほぼ同様の公平な帯域割当を実現するCore Stateless Fair Queuing(CSFQ)方式が提案されている。しかしCSFQ方式のパケット廃棄法は, UDPフローにのみ適している為, TCPフローに対しては, 公平な帯域割当が実現できない場合がある。そこで本稿では, Adaptive CSFQ(ACSFQ)方式を提案する。ACSFQ方式のパケット廃棄確率は, 到着レート, 公平帯域値, 現在のキュー長を基にして決定される。コンピュータシミュレーションにより, ACSQ方式はTCP及びUDPフローに対して公平な帯域割当が実現できることを確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-12
著者
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