アドホックネットワークにおけるロングライフルート獲得ルーティング

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概要

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近年、無線技術の向上や社会のネットワーク化に伴い、何時でも何処でも情報ネットワークを利用できることを目指したユビキタスネットワーク化が考えられている。そのため、基地局を必要とせずマルチホップ無線通信を可能とするアドホックネットワークが注目されている。しかし、現在RFC (Request For Comment)で規定されたAODVは、ホップ数を基準とした最短経路を選択するため、リアルタイム性の強いメディア伝送に必ずしも適していない。本稿では、ルート寿命が最も長いと推測されるルートを選択するロングライフルート獲得ルーティングを提案する。これにより、特にリアルタイム性の強いメディアに要求される安定したルート選択が可能となる。本稿ではこのロングライフルート獲得ルーティングを提案し、コンピュータシミュレーションにより、その有効性を示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
2005-02-24

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