屋内無線LANにおける人体による遮蔽を考慮した見通し率の評価
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概要
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ミリ波を用いた屋内無線LANにおいては、その直進性から見通しの確保が必要となる。特にオフィス等の屋内の環境では人体による伝搬路の遮蔽は重要な問題となるが、基地局端末局の配置により、見通し率は大きくことなることが予想される。本報告はオフィス内の机の配置、基地局数、人体の存在確率等を仮定したうえで見通し率を推定したものである。人体の遮蔽を完全に避けるには多くの基地局、または人体並の端末局の高さが必要であるが、2個の基地局に対してダイバーシティを適用すれば机上に端末局を置いても98%程度の見通し率を得られる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-20
著者
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