電流共振形(ZVS&ZCS)コンバータを用いた力率改善回路の検討
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概要
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スイッチング電源の高調波対策として、一般にコンバータの前に入力電流の正弦波化を行う昇圧コンバータを挿入した2コンバータ方式て行っている。 しかし、2コンバータ方式では構成部品が大幅に増加するので、構成部品の少ない1コンバータ方式の回路が盛んに研究されている。 本紙面では、電流共振形コンバータを用いて、商用電源整流用ダイオードをスイッチングダイオードとし、共振電流を入力側にキャパシタで帰還する回路を設けることで、力率改善を行うことができたので報告する。 実験では、力率98%が得られた。 (条件:入力100V_<AC>,出力24V_<DC> 3A, 効率86%)
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-15
著者
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森田 浩一
サンケン電気株式会社 半導体本部技術統括部
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森田 浩一
サンケン電気
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吉川 武利
サンケン電気(株) 機器本部 技術統括部
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福本 征也
サンケン電気(株) 機器本部 技術統括部
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福本 征也
サンケン電気
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