量子配線に関する理論的基礎検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
2DEG(2次元電子ガス)中でバリスティック電子間のクーロン相互作用を制御することを基本とする、量子配線という新概念を提案している。この概念は並列計算処理、情報通信制御技術さらには量子機能素子の分野で新しい可能性を開くことが期待できる。理論的基礎検討のために、量子効果情報制御システムをモデル化し、そこにおける平面交差配線とアドレス衝突,選択の計算機解析を行った。その結果、配線確率は出射電子速度と電子間の出射時間差で制御できることが判明した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-04-23
著者
関連論文
- 量子配線QICの基礎検討
- 量子配線の概念拡張に関する基礎検討
- MEMS技術応用による光回折型音響センサ
- MEMS技術応用による光回折型音響センサの研究(光パッシブコンポネント(フィルタ,コネクタ,フォトニック結晶,MEMS)光ファイバ,一般)
- 1)マルチチャンネル形半導体X線検出器(テレビジョン電子装置研究会(第115回))
- バイオMEMSによるナノ粒子・細胞結合系の制御理論とその応用 : 医学のフロンティア拡大をめざして
- ナノ粒子と細胞との物理的相互作用を利用した医用デバイス
- 量子配線に関する理論的基礎検討