ガーネット/スピネル多層膜媒体のライトワンス光記録機構の解析

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概要

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スピネル/ガーネット多層膜光ディスクのライトワンス記録の分析を行った。酸化物マグネタイト下地層上にビスマス置換型ガーネット層、マグネタイト反射最表層の積層構造としたディスクであり、波長685nmにおいて50dB以上のキャリアノイズ比(CNR)が得られている。このディスクの記録時において、ガーネット層にバブルが形成されるとともに最表面層の変形が発生して高CNRが得らることをTEM観察により明らかにした。このバブルの発生は、スパッタリング過程にアモルファスガーネット層に取り込まれた酸素及びアルゴンの離脱による構造的な緩和に起因すると考えられる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-03-04

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