2波長レーザによるディジタルホログラム記録再生

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概要

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高感度、高回折効率なSBN結晶は、高速ホログラフィ記録装置を実現する可能性をもつ優れた記録材料である。ここでは、高速記録とホログラムの非破壊読み出しを両立させるため、SBN結晶の感度の高い532nmの緑色光で記録を、結晶の感度の低い632.8nmの赤色光で再生をそれぞれ行った。その結果、赤色光による再生で、緑色光で再生した場合と比較して25倍程度長い再生時間が得られた。さらに、ディジタルパターンの記録、再生を行い、その再生像の強度分布から装置のSNRとBERを求めた。1bitを表すために用いる空間光変調器のピクセル数を1、2×2、4×4と変えたところ、1.5〜3.7のSNR、7×10^<-2>〜1.2×10^<-4>のBERが得られた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-07-19

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