ポリマーバッテリー用高分子固体電解質の開発

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概要

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最近、電極材に高分子導電性フイルムを利用したポリマーバッテリーの開発が関係方面で盛んに行なわれている。現在、関係方面で開発が進められている高分子固体電解質は、高分子材料にはシリコンゲル、アクリルゲルおよびアクリロニトリルゲルなどの高分子ゲルが用いられ、イオン伝導体にはLiCIO_4やLiBF_4などが用いられている。しかし、これらの体積抵抗率(ρ)は10^3から10^4Ω・cmの範囲にとどまっている。半液状(半固体状)のものでも、そのρ値は5×10^2Ω・cm程度である。本論文ではエポキシゲルの開発を試み、これらのものにイオン伝導体を配合した場合の導電性に検討を加えたことなどについて述べている。
社団法人電子情報通信学会の論文
1993-09-16

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