連続時間システムの離散化に関する検討
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概要
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連続時間システムを離散化モデルによって近似する問題は、多くの工学の分野において重要な位置を占めている。このような離散化問題に対しては両システム間にはかなり異なった性質があるので、システム間の等価性を与える一意的な変換法は存在せず、状況に応じて様々な方法が提案されている。本論文ではラプラス領域で表される線形連続時間システム(δ間数)を直接離散時間システム(z関数)に変換するいくつかのδ-z変換法について述べる。実際の計算には数式処理システムであるメイプル(Maple)を用いる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-28
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