複数辞書を利用したマルチメディア情報源のためのLZW符号化の一検討

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概要

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従来、定常情報源に関してユニバーサル符号であるLZW符号化が有効であることが知られている。しかし、音声・画像・データなどの異なる情報がフレーム毎にランダムに切り替わって出力される。マルチメディア情報源のような非定常無情報源に関しては通常のLZW符号化では圧縮率が劣化する。本稿では、このようなマルチメディア情報源を対象として各メディアに適合した辞書を適応的に構成し、メディアの変化をフレーム毎に認識し各メディア用の辞書を選択するLZW符号化を提案する。また、メディアに応じた最適な辞書サイズを考慮した改善法について検討する。計算機シミュレーションにより提案方式の性能評価を行なう。
一般社団法人電子情報通信学会の論文
1995-05-26

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