ウェーブレット変換を用いた電子透かし技術の一提案
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概要
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本論文は従来のウェーブレット変換を用いた電子透かし方法が、直交ハールウェーブレットを1回通しただけの周波数情報しか用いていないことに着目し、このような場合、一般的な周波数変換を用いることで簡単に透かし情報が除去されてしまうことを実験的に確認した。次にその結果から改良を加えた、新しいウェーブレット変換を用いた電子透かし方式を提案する。特徴は本来の意味での多重解像度表現を用いること、即ち、解像度の低い領域への情報隠蔽を行なうことと、その際の透かし画像の埋め込みに工夫したことである。本提案アルゴリズムに対して実際に実験を行い、多重解像度表現された情報を有効に用いることによる効果と、低解像度画像における透かしの埋め込みにおいて、直接エッジに書き込む方式の有効性を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-03-18
著者
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