アクティブネットワークにおけるルーティング情報を用いた輻輳制御法

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概要

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多様な要求に応じてユーザにカスタマイズしたサービスを提供するためには、ルータやスイッチ等のネットワーク機器の振舞いをユーザがプラグラミングすることを可能とするアクティブネットワークが有望な技術の一つである。これに対して、筆者らはストリームコードと呼ぶアセンブリ言語をベースにしたアクティブネットワーク処理系を開発した。さらにユーザにカスタマイズした輻輳制御を実現することを目的として、本処理系を用いて2種類のルーティングプロトコルとネットワーク状態監視プロトコルを実装した。本輻輳制御法では、ユーザトラヒックの優先度に対応したルーティングプロトコルを選択することにより、ユーザ毎の差別化を提供している。本稿では、輻輳制御法の詳細ならびにアクティブネットワーク処理系を用いた実装について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-11-03

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