VI&P総合実験におけるネットワークライブラリシステム

概要

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VI&P総合実験では、公衆網、構内網に使われるATM等の新しいネットワークを用いて、映像通信サービスやインテリジェントサービス、パーソナルサービス等のシステムを構築し、画像、データ、音声等さまざまなメディアを駆使した各種サービス実験と評価を行っている。その一環としてネットワークライブラリシステムの構築を行った。本システムは、汎用のブラウザから各メディア(テキスト、動画、HiFi音楽、超高精細画像)の情報を自由に、そして、スピーディに検索、表示することを可能にしたものである。さらに、複数のサーバ情報を並列に自由な組み合わせで出力したり、各エンジンの処理機能を並行して使うことが可能である。本報告では、まずネットワークライブラリシステムの狙いを述べる。次にネットワークライブラリによる新サービス、技術的特徴を説明する。さらに、ネットワークライブラリの機能を明らかにし、最後に具体的にメディアを総合化して構築したサービスシステムについて述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-04-08