文字図形自然画混在画像に対する領域適応符号化手法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
JPEGなどのDCTベースの符号化手法は、文字図形を含んだ画像に対して輪郭周辺部に大きな画質劣化を生じる。本手法では、このような画像に対し、高周波成分を多く含む文字図形領域と連続的な画素値変化をする自然画像領域とを分離し、適応的に符号化する。等色領域をもとに単色性および高周波成分強度を評価することにより領域を分離し、それぞれ前処理として、減色、エッジ除去を行ったのち、ランレングス符号化、JPEG符号化により圧縮する。JPEGを単独で用いるのに比べ文字図形輪郭周辺部のモスキートノイズを大幅に低減することができ、一例では約9dbのSN比改善を確認した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-19
著者
関連論文
- D-4-3 ダイジェストを用いた適応的動画ブラウジングシステム
- D-4-2 ワールドワイドウェブ上の情報を用いた放送番組検索システム
- D-4-1 端末属性に応じた適応的情報レイアウト生成の一検討
- 領域ベース低ビットレート符号化方式
- 適応的平滑化によるDCT符号化歪みの低減
- 4M-4 パレットカラー画像を用いた色数に基づく階層符号化手法
- 領域分離に基づく自然人工混在画像の圧縮
- D-11-69 解像度変換による注視領域優先符号化の検討
- 文字図形自然画混在画像に対する領域適応符号化手法
- JEIDA機械翻訳システム評価基準(利用者編) : ユーザのための評価項目の作成とアンケート調査による検証
- テキストデータベースからの同意表現の抽出
- マニュアル文書の自然な検索の実現
- 文章の特徴を抽出するための一手法