多数決ニューロンを用いたパルス駆動型多層ニューラルネットワーク
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概要
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本論文では, 信号レベルをパルス信号の周波数で表し, 多数決回路をニューロンに用いた, 学習機能つき多層ニューラルネットワークを提案している.多数決回路をニューロンとして用いることで, より精度の高い非線形関数が得られる.さらに, この多数決回路に付加回路を加えて, 非線形関数の形を変えられるようにしている.また, 信号レベルがパルス信号の周波数として表されるため, シナプス乗算は簡単な周波数変換回路として実装される.学習機能をハードウェアとして実装するために, バックプロパゲーションアルゴリズムを簡略化し, 実装している.提案するシステムをFPGAに実装し、実験により動作確認を行っている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-05-22
著者
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