衛星搭載DSP技術を用いた任意帯域提供システム
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概要
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DSP処理速度の高速化によって移動体通信衛星の10数MHz帯域のFFT処理も可能になっている.この報告では移動体や可搬形の小型地球局へ任意のトランスペアレントな帯域を提供する方式について述べる.衛星は数100から数1000までの多ビームシステムを想定している.各ビームからの受信信号の全帯域をサンプリングとFFTによって周波数領域へ変換する.周波数領域でのサンプル値はFFTごとにアップリンクメモリに保存し, ダウンリンクへの信号はこのアップリングメモリから希望するビームの希望のサンプルを読み出す方式を提案している.この方法によって多数ビーム時の柔軟なオンボードルーティングと柔軟な帯域提供を可能にしている.また, ダウンリンクはMPAの使用を提案し, その入力回路のDSPによって実現している.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-17
著者
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