マルチメディア対応衛星通信システムの動向
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概要
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TCP/IPを利用したコンピュータ通信が急速に普及し、様々なデータベースにアクセスするユーザが増えてきたが、大容量のデータを転送する高速アクセス回線が完備されていなかった。本報告では、これを解決するマルチメディア衛星通信システムの特徴と構成を検討し、将来のマルチメディア対応衛星通信システムとして、アンテナ径75cm以下のKa帯、Ku帯小型地球局を用いた上り回線速度3Mbit/s、下り回線速度155Mbit/sの高速アクセス回線に適用する高速マルチメディア衛星通信システムと、アンテナ径20cm以下のポータブル型S帯地球局を用いた上り回線速度128kbit/s、下り回線速度35Mbit/sのアクセス回線に適用するモバイルマルチメディア衛星通信システムがターゲット領域として考えられることを述べ、その構成例を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-02-28
著者
-
中島 裕
Nttグループ企業本部
-
風間 宏志
Nttワイヤレスシステム研究所
-
大津 徹
Nttワイヤレスシステム研究所
-
蓑毛 正洋
Nttワイヤレスシステム研究所
-
風聞 宏志
NTTワイヤレスシステム研究所
-
中島 裕
NTTワイヤレスシステム研究所
-
風問 宏志
NTTワイヤレスシステム研究所
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