ビームスペースRLSアダプティブアレーに関する検討

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概要

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近年、ディジタル信号処理技術に基づく、アレーアンテナのディジタルビームフォーミング (DBF) が注目を集めている。アレーアンテナの指向性の適応制御アルゴリズムは種々検討されているが、そのうちRLS法は安定性、高速収束性の面で優れている。しかし、計算量が大きく、素子数の多いアレーアンテナへの経済的な適用は困難である。本稿では、前処理としてマルチビームを形成するビームスペース方式に前述のようなRLS (Recursive Least Square) 法を用いる構成を提案し、RLS法の計算量を抑えるとともに収束を高速化できることを示す。また、この手法をTDMAバーストの同期用プリアンブルに適用することを想定し、収束速度が十分であることを示す。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-11-28

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