操作履歴とモデルに基づく学習者の診断(<特集>教育支援システム/一般)

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概要

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近年の科学技術の発展に伴い, 効果的な学習やトレーニングを実現する学習支援システムの開発が求められるようになった.特に, 複雑な業務や専門的な知識を必要とする科学技術分野における適用が大きく期待されている.学習支援システムの重要な構成要素として学習者モデルがある.学習者モデルは, 学習者個人の理解状況や学習状態等を何らかの形で表現したもので, そのデータを基にして学習者個人に適応した学習支援活動が可能となる.本研究は, 学習者モデルを診断手法を用いて実現することを目標としたものである.本稿では特に, 履歴データとモデルに基づく診断手法に関して詳しく述べ, 簡単な例で故障診断プロセスを説明する.
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-12-13

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