共同による表現活動を支緩する教育用ハイパーメディアシステムの開発と評価

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概要

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近年、教育界では、学習者中心の考え方が広まりつつある。それに伴い、コンピュータの教育利用のあり方も、道具としての活用に、その中心が移りつつある。そのようなコンピュータの活用形態のひとつに、表現ツールがある。これは、教育用のハイパーメディアシステムの一種であり、学習者が自分の考えを外化し、表現する過程を支援するためのツールである。本研究では、素材や作品を蓄積したり共有する機能を持った表現ツールを開発している。その目的は、学級やグループといったコミュニティにおける、学習者の表現を中心とした共同学習を支援することである。本稿では、ツールの概要と、共同学習場面において実施した評価実験の結果について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1999-05-21

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