指先と聴覚の協調知覚による図形把握
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概要
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視覚障害者が、コンピュータ画面に逐次表示される図形や画像の認識把握を自ら行うための手段として聴図という概念を提案した。聴図とは、体性感覚としての指先位置とノンバーバルサウンド(音響)に変換した画素情報を聴覚へフィードバックすることによって画面上の図形や画像の色や形、大きさを認識把握することを可能にするものである。簡単に言うと「指と耳でみる図形」である。指先位置の検知はタッチパネルで行う。本文では、その特徴、構成方法、アクセス方法について述べるとともに、試作した聴図の学習実験システムについて述べ、聴図の応用として(1)windowsGUI画面のウインドウ構成の把握(2)迷路ゲームを示す。
- 1999-01-23
著者
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