回路計算量における和算と乗算のある違いについて
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概要
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v_0からv_kに至る路v_0,...,v_kのv_iをその路の第i頂点と呼ぶ.有効グラフの二頂点v,v'について,vからv'に至る全ての路の第i頂点の個数をω(v,v',i;C)で表し,max_<v,v',i>ω(v,v',i;C)をCの路幅と呼ぶ.本稿では,路幅が定数で押えられるような組合せ回路を考察する.和算はサイズO(n),深さO(log n),路幅O(1)の回路で実現されることがしられている.本稿では,これに対し,乗算を路幅O(1)の回路で計算するときのサイズの下界として,Ω(n logloglog n)を示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-07-27
著者
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